リモートワーク環境では、簡単に運動不足になります。社員が健康であることは生産性をあげるためにも必要です。
株式会社ピクセルグリッドは、Web制作・開発会社です。フロントエンド技術に特化し、Jamstackの特性を活かしたWebアプリケーションの設計や実装を得意としています。大規模な開発にも知見があり、プロジェクトに応じた適切な判断にも定評があります。
また、スタッフの多くは技術書の著作があり、講演も手がけます。2012年よりフロントエンド技術情報メディア「CodeGrid」を運営。業務の知見に基づいた記事は、多くのエンジニアから信頼できるメディアとして支持されています。
同社では、新型コロナウイルス以前から、リモートワーク中心でデスクワークが主です。社員の多くがあまり運動に興味がなく、姿勢の悪化、腰痛、肩こりに悩む社員が複数いました。体調不良による業務への影響も無視できないものになっていました。
プログラム開始から3年間での状況
ピクセルグリッドの社長である中村さんは、社員の健康を願い、運動に取り組んでもらいたいと考えていました。しかし、運動の習慣がない人に運動をしてもらうのは簡単ではありません。
どうしたら普段運動しない人が運動するようになるだろうか?スポーツジムに法人会員として通わせる?でも通う人は限られた人だけになりそう・・・運動するためのクッズを買う補助をだしても、運動慣れていない人は使えなそう・・・・。
そういったアイディアの中で、運動習慣のない人でも効果のあるパーソナルトレーニングの導入を考えました。パーソナルトレーニングは専門知識が必要ですので、まずはE-styleさんと相談し、提案いただいた内容をもとにトライアルで導入しました。
とくに運動習慣がない人に対して運動をしてもらうためには強制力が必要です。パーソナルトレーニングであれば、ビジネスでの打ち合わせと同様、トレーナーとの約束になります。社会人で、打ち合わせをすっぽかす人はまずいないので、パーソナルトレーニングの予定をいれることで、強制力を持たせることができます。
運動習慣は身に付けるために、最初に行ったのは次のようなものです。
少し先の予定まで公開し、事前に社員間で予定を調整したり、交換したりすることで、参加しやすい環境となりました。
プログラム開始時からもちろん運動意識が高かったわけではありません。最初は2割ほどの社員は仕事が忙しい、体調不良といった理由で不参加でした。
回数をこなすにつれ、社員それぞれ効果を実感できるようになり、全員が仕事を調整して参加するようになりました。
最近ではレッスン数を増やしてもっと順番がまわるようにと希望があがるほどです。リモートでトレーニングするようになり、トレーニング時間以外もそれぞれ簡単な運動を取り入れるようになったのも大きな変化です。